通院は「病院へ行って帰る」だけではありません。移動、受付、待ち時間、会計、薬局…と工程が多く、年齢を重ねるほど不安と負担が増えます。
私は介護福祉士として現場に立つ中で、利用者さまやご家族から「時間がなくて家族が付き添えない」「一人で行くのが怖い」「説明を聞き取れず不安が残る」という声を何度も聞いてきました。また、近所にお住まいの高齢の方からも同じ声が上がってます。
だからこそ、仙台で“通院付き添い(見守り同行)”として、ご本人とご家族の不安を軽くするお手伝いをしたいと思い、このサービスを行っています。
高齢者の通院が大変になりやすい“いま”の背景
高齢者は通院している人が多い
厚生労働省の国民生活基礎調査(2022年)では、通院者率について次のように示されています。
「65歳以上:人口千人当たり696.4人(通院者率)」 厚生労働省
「傷病で通院している者〔通院者〕:人口千人当たり417.3人(通院者率)」 厚生労働省
つまり、“通院は多くの高齢者にとって“日常”です。
一人暮らし・夫婦のみ世帯が増え、付き添い役が足りない
内閣府「令和7年版 高齢社会白書」では、65歳以上の一人暮らしについて次の記載があります。
令和2年(2020年):65歳以上人口に占める一人暮らしの割合 内閣府ホームページ
- 男性 15.0%/女性 22.1%
令和32年(2050年)見込み:
- 男性 26.1%/女性 29.3%
身近に頼れる人が同居していないケースが増え、通院のハードルが上がりやすくなっています。
“制度だけでは”通院の付き添いを埋めにくいこともある
例えば仙台市の「移動支援(ヘルパー派遣)」は、利用目的に制限が明記されています。
「ただし、通院等には利用できません。」 仙台市公式サイト
状況によっては、公的制度だけでは支えきれず、保険外(自費)の同行ニーズが生まれやすいのが現実です。
通院でよくある「困りごと」事例
受付・会計・薬局の流れが負担
問診票、会計機、処方箋…慣れない手続きが続くと焦りやすくなります。特に「一人暮らしで付き添いを頼みたい」「足腰が痛くて動けない」など、通院そのものがストレスになりがちです。さらに、待合で長時間待つ間に体力が奪われるなど気持ちが落ち着かなくなる方も少なくありません。
医師の説明を“聞いたつもり”で終えてしまう
厚生労働省の患者調査(令和5年)では、外来の受療率が高齢層で非常に高いことが示されています。
「外来では『75歳以上』11,333人(人口10万対)」 厚生労働省
受診回数が多いほど、説明の聞き漏れ・メモ不足は不安につながりやすく、「次回の予約日」「注意点」「薬の変更」が曖昧なまま帰宅してしまうこともあります。
お話し日和・笑護の通院付き添いでできること
対応内容(例)
- 受付・会計の付き添い(手続きの案内/順番待ちの見守り)
- 院内移動の同行(※身体介助は行いません)
- 薬局までの同行(処方箋提出・会計の付き添い)
- ご本人の同意範囲でメモ取り(次回予約・注意事項など)
- 必要に応じたご家族への簡単共有(LINE/メール)
「笑護」で使用する「通院付き添いレポート」
笑護では下記のレポートを使用しますので、ご本人様やご家族さまに安心して利用していただけます。
※遠方のご家族さまへは「LINE」で送付します。
※改善のための変更もあります。

注意事項・免責事項(必ずご確認ください)
- 本サービスは保険外(自費)の生活サポートです。医療行為・介護行為(身体介助を含む)・診断や治療の判断は行いません。
- 診察内容の判断、医師説明の解釈、同意の代行はできません。メモ取り等は「聞き漏れ防止」の範囲で、ご本人の意思を尊重して行います。
- 交通費(公共交通・タクシー等)、診療費、薬代、駐車場代等は原則としてご利用者さま負担です。
- 同行中に体調急変など緊急性が高いと判断した場合は、安全確保を最優先し、医療機関スタッフへの連絡や救急要請等を行います。
- 天候、交通事情、医療機関側の都合など不可抗力により予定が変更となる場合があります。
※本記事は通院付き添い(見守り同行)サービスの案内を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療を行うものではありません。記載内容は効果を保証するものではなく、状況により対応範囲が異なります。医療的判断が必要な場合は医療機関へご相談ください。

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